海外FX業者は詐欺?|詐欺に遭わないための対策

海外FX業者 | 業者情報 |
---|---|
![]() BigBoss | 最大レバレッジ2222倍と圧倒的な約定力が魅力。 仮想通貨入出金や豪華ボーナスも充実しており、ハイレバトレーダーに人気の海外FX業者。 |
![]() XM | 豊富な口座タイプと入金ボーナス、日本語サポートも完備。 初心者から上級者まで安心して利用できる定番の海外FX会社。 |
![]() TitanFX | スプレッドの狭さと高い約定スピードが魅力で、取引コストを抑えたい中上級者に最適。 ゼロカット採用でリスク管理も安心できる環境を提供しています。 |
海外FX自体は合法であるものの、悪質な業者による詐欺被害も発生しています。海外FX初心者の方は騙されないか不安に感じることもあるでしょう。
本記事では、詐欺の手口や具体的な対策方法、万が一被害に遭った場合の相談先について詳しく解説します。
目次
海外FX自体は詐欺ではない
海外FX(海外のFX業者を利用した取引)は詐欺ではありません。日本では金融商品取引法に基づきFX取引が認められており、海外業者での取引も違法ではないからです。
実際、日本の金融庁に登録されていないものの信頼できる海外FX業者が多数存在し、高いレバレッジや多様なサービスを求めて利用する人も少なくありません。
一方で、悪い海外FXの評判がある理由は、ごく一部の悪質な無登録業者が詐欺まがいの行為を働いているためです。重要なのは業者選びで詐欺を避けることであり、海外FX自体を過度に恐れる必要は全くありません。
信頼できる業者を選べば、海外FXも資産形成の有効な手段です。
▼関連記事
悪質な海外FX業者に注意!詐欺手口4つ
注意すべき典型的な海外FX詐欺の手口を4つ紹介します。
- 「FXで勝てる」と謳って高額ツールを販売する
- 高額セミナーに勧誘しだまし取る
- 出金拒否や連絡が取れなくなる
- 詐欺業者の口座開設や入金を進める
海外FXは合法ですが、残念ながら悪質な海外FX業者による詐欺被害も発生しています。ネット上やSNS上では巧妙な投資話でお金をだまし取ろうとするケースが後を絶ちません。被害を防ぐために、典型的な事例を押さえておきましょう。
「FXで勝てる」と謳って高額ツールを販売する
「絶対に勝てるサインが出る」「寝ている間に自動で儲かる」といった触れ込みで、高額なFX自動売買ツールを売りつける業者がいます。数十万円もの代金を払わせた挙句、肝心のツールが送られてこない、渡されたソフトがでたらめで全く使えないケースも多々あります。
初心者ほど楽に稼げるという宣伝を信じて購入しがちですが、そもそも「必ず勝てる」というよ魔法のツールは存在しません。なかにはツールで利益が出ているように装って追加の入金を誘い、最終的に出金できなくする悪質な事例も報告されています。
このような高額ツール販売の誘い文句には、決して乗らないことが大切です。誰でも必ず儲かる話はありえないため、冷静に判断しましょう。
高額セミナーに勧誘しだまし取る
「このセミナーに参加すれば、FXで必ず勝てる」といった甘い言葉で勧誘し、高額な参加費を支払わせる詐欺が増加傾向です。なかには「必勝法を教えるから、すぐに元が取れる」と言われ、数十万円を支払ってしまう人もいます。
しかし、こうしたセミナーで実際に利益が出る保証は一切ありません。内容が投資とは無関係だったり、後になって主催者と連絡が取れなったりするケースもあります。
たとえば、SNSで知り合った人物から「月収が大幅に増える」とFXスクールに誘われた例を見てみましょう。FXスクールに申し込んだところ、高額な受講料を払ったにもかかわらず利益はまったく出ず、返金もされませんでした。
このようなセミナーは、典型的な詐欺の手口です。身元も分からない、知り合って間もない相手からの誘いには決して応じないようにしてください。少しでも不審に感じたら、契約や支払いの前に家族や第三者に相談することが大切です。
出金拒否や連絡が取れなくなる
海外FX業者の中には、顧客が入金した後に利益を出しても、出金の拒否や連絡を絶ってしまう悪質なケースがあります。例えば、出金手続きを依頼すると「システム障害で処理できない」などと言い訳をされ、そのうち音信不通になるといった手口です。
詐欺業者にとって顧客から資金を集めること自体が目的であり、一度お金を手にした後は約束通り払う気はありません。出金に必要だとしてパスポートやクレジットカード情報などを提出させ、悪用するケースもあります。
安易に高収益を謳う海外業者に決して大金を預けないことが重要です。
詐欺業者の口座開設や入金を進める
紹介ブローカーと結託し、悪質な海外FX業者での口座開設と入金を誘導する詐欺にも注意が必要です。「ここなら必ず儲かる」といった謳い文句で特定の海外ブローカーの口座を開かせ、資金を送金させることが典型的な手口です。
詐欺業者は顧客の個人情報を提携先に渡し、見返りに紹介料を得ています。誘導された先のブローカーや金融機関を名乗る業者自体が詐欺である場合が多く、入金しても実際には取引が行われなかったり、出金を拒まれたりする結果となります。
紹介料目当ての勧誘に乗ってしまうと、大切な資金を丸ごと失いかねません。信頼できる業者か自身で十分に調べずに口座開設や送金をしないよう、常に警戒してください。
悪質な海外FX業者から詐欺に遭わないための対策
悪質な海外FX業者から詐欺被害に遭わないようにするための対策は、以下のとおりです。
- 金融ライセンスを取得している業者を利用する
- 事業者をしっかり確認する
- SNSやDMの勧誘は無視する
- 個人口座への振り込みを要求されても応じない
- 信頼できる海外FX業者紹介サイトを利用する
海外FX業者による詐欺被害が増えており、投資家自身が事前に対策を講じることが重要です。
甘い誘いに惑わされず、信頼性と安全性を重視した業者選びや慎重な判断で、被害を未然に防ぎましょう。
金融ライセンスを取得している業者を利用する
金融ライセンス取得を取得している海外FX業者を選びましょう。ライセンスは一定の基準を満たし当局の規制下で運営されている証で、業者の信頼性を担保します。
日本のライセンスでなくとも、金融ライセンスの種類によっては十分に信頼度を確認できます。
無登録業者との取引は違法でリスクが高いため避けるべきです。下記のサイトも確認して、金融ライセンスを取得している業者を選んでみてください。
▼関連記事
事業者をしっかり確認する
利用予定の海外FX業者について、事前に会社の実態を調べることが大切です。事前確認を怠れば、トラブル時に相手と連絡が取れず、解決できなくなる恐れがあります。
公式サイトで会社概要・所在地・電話番号、金融庁登録の有無など基本情報が明記されているか確認しましょう。住所が実在するか地図で調べたり、電話が通じるか試したりすることで、本当に実在するか確かめられます。
口コミの確認も、事業者を確認する有効な手段です。ただし、サクラによる書き込みの可能性もあるため、口コミだけを鵜呑みにせず、総合的に判断しましょう。
SNSやDMの勧誘は無視する
SNS上で見知らぬ相手から投資の勧誘を受けても無視しましょう。多くは甘い儲け話などを餌に近づいてくる詐欺業者です。
SNSでは仲間や「先生」を装い、高額利益を演出して信用させる手口もあります。例えば、LINEの投資グループで「一緒に儲けよう」と誘われ、指定の個人口座に数百万円を振り込む被害が後を絶ちません。
画面上で利益が出ていても、見せかけの可能性が高いといえます、確実に儲かる話など存在しないので、誘いには決して乗らず、無視するのが一番です。
そもそも信頼できる業者はSNS上で個人的な勧誘をしないため、うまい話に惑わされない警戒心を持ちましょう。
個人口座への振り込みを要求されても応じない
海外FX業者を名乗る相手から、振込先として個人名義の銀行口座を指定されたら要注意です。通常、正規のFX会社は顧客の入金を会社名義の口座で受け入れるため、個人名義の口座を使わせることはありません。
振込先が個人口座である時点で極めて不自然な要求であり、詐欺業者である可能性が高いと考えてください。
いかなる理由をつけられても、個人口座への振り込み要求には絶対に応じてはいけません。「手続き上必要」などと言われても信用せず、即座に取引を中止してください。
信頼できる海外FX業者紹介サイトを利用する
信頼できる海外FX業者を探すには、第三者の専門比較サイトをぜひ活用してみましょう。海外FX業者を比較するサイトでは、各社の金融ライセンス取得状況や安全性、日本語サポートの有無などを一覧で確認できます。
自力で一社ずつ調べる手間が省け、悪質業者を避ける助けになるでしょう。
例えば、当サイトのような専門メディアのランキングサイトでは、編集部が厳選した安全な海外ブローカーがわかりやすく紹介されています。信頼性の高い業者に絞られているため、初心者でも安心して選べる点もメリットです。
当サイトでは、日本人サポートが充実した海外FX業者を紹介しているので、各業者情報をご確認ください。
▼関連記事
海外FX詐欺に遭った際の相談先
海外のFX取引を装った詐欺に遭ったら、以下の機関に相談しましょう。
- 国民生活センター(消費生活センター)
- 適格消費者団体
- 金融サービス利用者相談室
- 警察相談専用電話
- 弁護士
一人で抱え込まず、できるだけ早く公的な相談窓口や専門機関に助けを求めましょう。相談することで、被害の拡大を防ぎ、適切な対処を始める第一歩となります。
ただし、被害の回復が望めるかはケースバイケース。信頼できる海外FX業者を選択し、未然にトラブルに巻き込まれることを防ぐことが大切です。
国民生活センター(消費生活センター)
国民生活センターは、日常生活の様々なトラブル解決を支援する公的機関です。海外FX詐欺のような投資被害についても相談件数が多く、蓄積された事例をもとに詐欺の可能性を判断し、適切なアドバイスを行います。
相談内容によっては関係機関に繋いでもらえるため、無料の消費者ホットライン(局番なしの188)に電話し、最寄りの消費生活センターや国民生活センターに相談しましょう。
相談は無料なので、経済的負担を気にせず、安心して相談できます。
適格消費者団体
適格消費者団体は消費者保護を目的とする公的な団体で、悪質業者に対して違法な勧誘や契約の差止めを求める権限があります。一部の「特定適格消費者団体」は多数の被害者を代表して集団訴訟を提起し、損害賠償を求めることも可能です。
適格消費者団体は全国にあるので(一覧は消費者庁HPで公表されています)、海外FX詐欺の被害に遭ったら最寄りの団体に連絡して被害を報告しましょう。団体による法的措置によって業者の違法行為が差し止められ、被害回復につながる可能性があります。
金融サービス利用者相談室
金融サービス利用者相談室は金融庁が運営する無料の相談窓口で、海外FXを含む金融取引の相談を平日10~17時に電話(0570-016811)で受け付けています。取引業者とのやり取りや被害状況を伝えることで、法律に基づくアドバイスを受けられ、詐欺の可能性を判断してもらえます。
必要に応じて警察や他の専門機関などを紹介してもらえるため、業者とのやり取りで不審に感じた時点で気軽に相談しましょう。ただし、金融サービス利用者相談室は利用者と業者のトラブルに介入できません。
返金交渉は弁護士等に依頼する必要があるため、あらかじめ理解しておきましょう。
警察相談専用電話
警察相談専用電話(#9110)は、詐欺トラブルについて警察に相談できる全国共通ダイヤルです。平日8時30分~17時15分に受け付けており、最寄りの警察相談窓口につながります。
海外FX詐欺の被害に遭った場合も、#9110に電話すれば警察官が対応し、取引業者が詐欺かの判断や今後取るべき対応についてアドバイスをもらえます。
相談の結果、詐欺と判明した際には被害届の提出など本格的な捜査手続きにつながるのです。緊急性がない場合はまず#9110で相談し、必要に応じて正式な被害申告を行うとよいでしょう。
弁護士
弁護士は法律の専門家であり、海外FX詐欺の被害回復に向けた強力な味方となります。依頼には費用がかかりますが、弁護士が介入して詐欺業者と交渉したり訴訟を起こしたりすることで、被害金を取り戻せる可能性が高まります。
ただし、弁護士にも得意分野があるため、FX詐欺問題に詳しい弁護士を選ぶことが重要です。弁護士探しの困った場合は、法テラス(日本司法支援センター)に問い合わせてみましょう。
法テラスでは無料の法律相談や適切な弁護士の紹介を受けることができ、被害者の状況に応じたサポートを提供しています。
詐欺に遭わないためには信用できる海外FX業者を選ぶことが大切!
詐欺に遭わないようにするには、信頼できる海外FX業者を選びましょう。多くは安全で信頼できる業者ですが、なかには悪質な詐欺業者が混ざっているため、信頼できるかの視点を持つことが大切です。
海外FX詐欺の被害に遭った場合、自力での被害回復が非常に難しくなりがちです。相手の身元がわからず、詐欺と判断されても、犯人の特定や被害金の回復が望めないケースも多々あります。
事前に金融ライセンスの取得有無や口コミ、運営元が明記されているかを確認することが、被害を避ける一番の有効対策です。
なお、当サイト「rank FX」では、日本人サポートがしっかりとした、安全性の高い海外FXブローカーを紹介しています。トラブルを避け、自身の大切な資金を守るためにも、当サイトの情報を活用して信頼できる海外FX会社で取引を始めましょう。
著者(Rank FX 執筆者)

編集部
Rank FX編集部は、「海外FXをもっと安全に。」をコンセプトに情報発信を行っています。
FX取引にある程度慣れてくると、より高いレバレッジや多様な取引環境を求めて、海外FXブローカーに関心を持つ方が増えてきます。しかし、日本語対応で信頼できるライセンス取得済みの業者を見極めるのは容易ではありません。
そこで当編集部では、日本語で利用できる安全な海外ブローカーや、人気の高いMT4・MT5対応業者の情報をわかりやすくまとめ、初心者から中上級者まで役立つ記事を発信しています。