Land Primeのスプレッドは?

Land Primeは、変動スプレッド(Variable Spread)を採用しているため、時間帯によってスプレッドが異なります。
通貨ペアごとに有利な口座が異なるため、事前に実質スプレッド(スプレッド+手数料)を比較してから口座を選ぶことが重要といえるでしょう。
メジャー通貨・マイナー通貨、貴金属CFDなどのスプレッドを始め、Land Primeのスプレッドに関する情報を詳しく解説します。
Land Primeのスプレッドの特徴
Land Primeでは、以下2つのスプレッドの特徴があります。
- 変動スプレッドを採用している
- 通貨ペアによってスプレッドが有利な口座が異なる
Land Primeを利用する場合、スプレッドをきちんと確認しないと大きな損失を招くかもしれないため、特徴についてしっかりと理解しましょう。
変動スプレッドを採用している
Land Primeでは、変動スプレッドを採用。
市場の流動性に応じてスプレッドがリアルタイムで変化する仕組みで、取引が多い時間帯はスプレッドが狭くなる傾向です。
一般的に、早朝は取引量が少なくスプレッドが広くなり、東京市場が開いた後はスプレッドが平均値に近づきます。アメリカの市場が開いた後は取引量が増加してスプレッドが狭まります。
ただし、経済指標発表時や市場の急変動時にはスプレッドが拡大する場合もあるため、リスク管理が重要です。
通貨ペアによってスプレッドが有利な口座が異なる
Land Primeでは、以下の3種類の口座タイプが用意されており、口座ごとにスプレッドや取引コストが異なります。
通貨ペアによって、どの口座が最も取引コストを抑えられるかが変わるため、取引前の確認が重要です。
口座タイプ | スプレッドの傾向 | 手数料(往復) | 特徴 |
---|---|---|---|
スタンダード口座 | やや広め | なし | 初心者向け。分かりやすい料金体系。 |
プライム口座 | 中程度 | なし | 主要通貨ペアにおいて実質コストが低くなりやすい。 |
ECN口座 | 非常に狭い | 約0.6pips(往復) | 手数料あり。マイナー通貨ペアでコストが抑えられることが多い。 |
通貨ペアによるおすすめ口座の傾向は、以下をご確認ください。
- メジャー通貨ペア(USD/JPY、EUR/USDなど):プライム口座が最も実質スプレッドが狭くなる傾向
- マイナー通貨ペア(TRY/JPY、ZAR/JPYなど):スプレッドの狭さと手数料の点でECN口座が実質的に有利
- その他のケース:一部通貨ペアではスタンダード口座の方が有利だが、銘柄ごとのスプレッドを確認要
Land Primeの特徴をより詳しく知りたい方は、以下の記事もご参考ください。
Land Primeのスプレッド一覧
Land Primeでは、口座や時間帯によってスプレッドが変化するため、都度確認してください。
ここでは、FXの通貨ペアやCFDのスプレッドの一例を紹介するので、1つの基準として見てみましょう。
FX
2025年4月10日0時時点で、各口座における通貨ペアのスプレッドは以下の通りです。
通貨ペア | スタンダード口座 | プライム口座 | ECN口座 |
---|---|---|---|
EUR/USD | 1.2 | 1.0 | 0.2 |
GBP/USD | 1.3 | 1.0 | 0.3 |
USD/JPY | 1.2 | 0.9 | 0.2 |
EUR/GBP | 1.8 | 1.9 | 0.8 |
XAU/USD | 3.3 | 1.8 | 1.5 |
スプレッドは刻一刻と変化するため、最新の情報を知りたい方は各取引プラットフォームやLand Prime公式サイトをご参考ください。
CFD
金、銀、オイル&ガスなどのスプレッドは、以下のレンジで変動します。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
XAU/USD | 2.0-3.5 |
XAG/USD | 3.0-4.5 |
XPD/USD | 12-14 |
XPT/USD | 13-15 |
Brent | 1 |
Crude | 0.9 |
NGas | 1.5 |
その他、インデックスのスプレッドは1.5などに設定されています(2024年4月10日0時現在)。
Land Primeにおける最新のスプレッドを知りたい方は、各取引プラットフォームやLand Prime公式サイトをご参考ください。
Land Primeのスプレッドの計算方法
他のFX会社と同様に、Land Primeでも買値(Ask)と売値(Bid)の差がスプレッドとなり、取引コストに影響します。
例えば、EUR/USDの買値が1.28002、売値が1.28022の場合、スプレッドは2.0pipsです。
ただし、ECN口座では取引手数料が加算されるため、実質的な取引コスト(スプレッド+手数料)を事前に確認しましょう。
EUR/USDのスプレッドが2.0pipsの時に10万通貨(1lot)分エントリーした場合、取引コストは2pips×10万通貨=20$となります。
Land Primeでは競争力の高いスプレッドが提供されており、信頼性も高いため安心してお取引いただけます。
Land Primeのスプレッドに関する注意点
Land Primeのスプレッドに関して、以下4つの注意点があります。
- 経済指標発表時などにはスプレッドが拡大することがある
- プラットフォームによってスプレッドが異なることがある
- スプレッドが広がるとロスカットのリスクが高まる
- スプレッド以外の取引コストに注意
Land Primeのスプレッドについて知っておかないと、思いがけず損になってしまうかもしれません。注意点ついては、しっかりと確認しましょう。
経済指標発表時などにはスプレッドが拡大することがある
変動スプレッドを採用しているため、重要指標発表時や突発的な市場変動時にはスプレッドが一時的に大きく広がる可能性があります。
たとえば、米国雇用統計、FOMC、ECB政策金利などの発表前後は、流動性が一時的に低下するため、スプレッドが通常より広がる可能性もあります。
このような状況下で新規にポジションを取ると、エントリー直後にマイナスが大きくなるリスクがあるため、指標発表時にはポジションを控えるか、スリッページやスプレッド拡大を想定した戦略を立てることが重要です。
プラットフォームによってスプレッドが異なることがある
プラットフォームごとに流動性プロバイダー(LP)やレート配信の仕様が異なるため、同じ通貨ペアでもスプレッドが微妙に異なる可能性があります。
特に、取引サーバーの混雑状況や接続状況によって、特定の時間帯にスプレッドが一時的に広がることがあるため、リアルタイムでの観察が重要です。
cTraderなどの別プラットフォームを採用している他社と比較する際も、表示方法やスプレッド構造の違いに注意しましょう。
スプレッドが広がるとロスカットのリスクが高まる
スプレッドが拡大すると、保有しているポジションの含み損が一時的に大きくなるため、証拠金維持率が低下し、ロスカットのリスクが高まります。
特に高レバレッジで取引している場合や証拠金に余裕がない状態でポジションを保有している場合、一時的なスプレッド拡大によって強制ロスカットが発生することがあります。
強制ロスカットを避けるには、証拠金維持率を常に高めに保つことや、重要イベント時にポジションを調整するなどのリスク管理が不可欠です。
スプレッド以外の取引コストに注意
スプレッドは取引コストの一部に過ぎず、スワップポイント(オーバーナイト金利)や出金手数料、通貨交換手数料などの取引コストにも注意が必要です。
特に長期ポジションを保有するトレーダーにとって、スワップポイントがプラスかマイナスかによって損益に大きな差が出ることがあります。
さらに、出金回数や金額によっては出金手数料が発生するケースもあるため、事前にLand Primeの利用規約や手数料一覧を確認しましょう。
スプレッドだけではなく、総合的なコスト構造を比較した上でFX会社を判断することが重要です。
Land Primeのスプレッドに関するよくある質問
Q1. Land Primeのスプレッドは固定ですか?
A1. いいえ、Land Primeは基本的に変動スプレッドを採用しています。市場状況に応じてスプレッドはリアルタイムで変化します。
Q2. スプレッドが広がるのはどんなとき?
A2. 経済指標の発表時や、週明けのオープン直後、流動性が低い時間帯(早朝など)にはスプレッドが拡大しやすくなります。
Q3. スプレッドはどこで確認できますか?
A3. 取引プラットフォーム(MT4/MT5)やLand Primeの公式サイト、リアルタイムの価格表示で確認可能です。デモ口座でもスプレッドの傾向を確認できます。