海外FXの出金方法7選!対応業者や選び方

海外FX業者 | 業者情報 |
---|---|
![]() BigBoss | 最大レバレッジ2222倍と圧倒的な約定力が魅力。 仮想通貨入出金や豪華ボーナスも充実しており、ハイレバトレーダーに人気の海外FX業者。 |
![]() XM | 豊富な口座タイプと入金ボーナス、日本語サポートも完備。 初心者から上級者まで安心して利用できる定番の海外FX会社。 |
![]() TitanFX | スプレッドの狭さと高い約定スピードが魅力で、取引コストを抑えたい中上級者に最適。 ゼロカット採用でリスク管理も安心できる環境を提供しています。 |
海外FXの出金方法は、日本のFX業者と異なり多様な選択肢があります。本サイトでおすすめしている7社の海外FX業者が対応している出金方法は以下のとおりです。
業者名 | 国内銀行送金 | 海外銀行送金 | bitwallet | STICPAY | BXONE | クレジットカード・デビットカード | 仮想通貨 |
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BigBoss![]() | ○ | ○ | × | × | ○ | × | × |
XM![]() | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Titan FX![]() | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
FxPro![]() | × | ○ | × | × | × | ○ | ○ |
Land Prime![]() | ○ | × | ○ | ○ | × | × | × |
IFC Markets![]() | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ |
AXIORY![]() | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ | × |
本記事では、海外FXの主な出金方法を具体的に解説し、スムーズな出金のための注意点もお伝えします。
目次
海外FXの主な出金方法
海外FXの主な出金方法は、以下の7種類です。
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- Bitwallet
- STICPAY
- BXONE
- クレジットカード・デビットカード
- 仮想通貨
それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。自身の状況や利用業者に合わせて、適切な方法を選択しましょう。
国内銀行送金
国内銀行送金での出金は、海外FX業者が日本の提携銀行や決済代行会社を経由し、銀行口座へ資金を送金する方法です。海外FX業者によって着金スピードや手数料が異なるので、事前に確認しましょう。
国内銀行送金で出金するメリット
国内銀行送金で出金すると、以下のメリットがあります。
- 普段利用している国内の銀行口座で出金できる
- 銀行口座さえあればすぐ利用できる
- 着金までの時間が比較的早く、1〜3営業日で反映されるケースが多い
- 中継銀行や海外送金に伴う高額な手数料が発生しにくい
- 仮想通貨のような価格変動リスクがなく、出金時の金額が確定している
ほかの出金方法に比べ、高額な資金の出金にも対応している業者も多く、まとまった利益を一度に出金したい場合に適しています。
国内銀行送金で出金するデメリット
国内銀行送金での出金には、以下のデメリットがあります。
- すべての海外FX業者が対応しているわけではなく、対応業者が限定される
- 一部業者では出金額に上限・下限が設定されていることがある
- 即時反映は難しい
- 対応通貨が限定される(基本は日本円のみ)
- 金融機関側の都合や審査によって、まれに着金が遅れる可能性もある
よくある出金方法と比較すると、着金するまでの時間は長くなりがちです。すぐに資金が欲しいという場合は、ほかの出金方法を検討しましょう。
国内銀行送金対応の海外FX業者
業者名 | 出金手数料 | 出金反映時間 |
---|---|---|
BigBoss | 2,000円 (JPY口座からの出金の場合) | 2~5営業日 |
XM | 無料 (40万円未満は2,500円) | 1~5営業日 |
TitanFX | 無料 (取引なしの場合は4%) | 2~3営業日 |
Land Prime | 30ドル | 2~5営業日 |
IFC Markets | 4% | 当日 |
AXIORY | 無料 (2万円未満は1,000円) | 2営業日~ |
海外銀行送金
海外銀行送金での出金は、海外FX業者が海外銀行から直接、国内銀行口座へ国際送金する方法です。
複数の銀行を経由する国際的な送金ネットワーク(主にSWIFT)を利用します。
海外銀行送金で出金するメリット
海外銀行送金で出金するメリットは、以下のとおりです。
- 出金上限が高く、数百万円単位の利益を一括で出金しやすい
- 対応している海外FX業者が多い
- 複数通貨に対応しているため、外貨建て口座との相性が良い
- 法人・個人口座問わず対応可能で、ビジネス利用にも適している
インターネットが普及する前から利用されていた伝統的な出金方法の海外銀行送金。上限金額が高い傾向にあり、多額の利益を一括で出金したい場合に適しています。
海外銀行送金で出金するデメリット
以下は、海外銀行送金で出金する際のデメリットです。
- 送金手数料が高額になりやすい(業者・中継銀行・受取銀行の三重コスト)
- 着金までに3〜7営業日かかることがあり、即時性に欠ける
- SWIFTコードや銀行情報の入力が必要で、手続きが複雑に感じる
- 送金途中で資金が一時保留になるなど、トラブルの可能性もある
近年では多くの海外FX業者が国内銀行送金に対応しているため、低コストかつスピーディーな出金方法が選択できるようになりました。特別な理由を除き、海外銀行送金での出金は日本人にとってデメリットが多いかもしれません。
海外銀行送金対応の海外FX業者
業者名 | 出金手数料 | 出金反映時間 |
---|---|---|
BigBoss | 出金額の0.9~1.75% (出金先銀行所在国により、出金手数料の金額が異なる) | 2~5営業日 |
TitanFX | 無料 | 2~3営業日 |
FxPro | 無料 | 3~5営業日 |
IFC Markets | 2,500円 | 2~3営業日 |
AXIORY | 無料 (2万円未満は1,500円) | 3~20営業日 |
海外FX業者によっては、出金手数料を無料としている場合でも、海外送金時に発生する金融機関側の手数料をトレーダーが負担しなければならない場合もあります。20~70ドル(日本円で約3,000円~1万円)相当になることが多いといえ、きちんと確認しましょう。
オンラインウォレット|bitwallet(ビットウォレット)
bitwallet(ビットウォレット)は、オンライン上で資金管理できる「オンラインウォレット」の一種で、海外FX業者の入出金において広く利用されています。
bitwalletアカウントにFX口座から出金し、bitwalletから日本の銀行口座へ出金するといった形で利用します。
bitwalletで出金するメリット
bitwalletで出金するメリットとして、以下が挙げられます。
- FX口座かの出金は、通常即時〜数時間以内に手続きが完了する
- bitwalletから国内銀行口座へは最短で1営業日で着金
- 複数の海外FX業者でbitwalletを共通で利用できるため、資金管理がしやすい
- クレジットカードや仮想通貨と違い、安定した日本円での出金が可能
特に、複数口座を運用しているトレーダーにとっては、bitwalletを使用することで資金の一元管理や再入金もスムーズに行えることが大きな魅力です。
bitwalletで出金するデメリット
bitwalletで出金を行う際のデメリットは、以下のとおりです。
- 利用前にbitwalletのアカウント開設と本人確認書類の提出が必須が必要
- bitwalletから銀行口座への出金には一律777円の手数料が発生
- bitwalletへの入出金は原則として「本人名義のみ」に限定
- 一部の銀行ではbitwalletからの入金が拒否されるケースもある
入時の本人確認や手数料の発生、銀行の対応状況などに注意が必要です。特に初めて利用する場合は、公式サイトで手順や制限事項をよく確認しておきましょう。
bitwallet対応の海外FX業者
業者名 | 出金手数料 | 出金反映時間 |
---|---|---|
XM | 無料 | 24時間以内 |
TitanFX | 無料 | 即時反映 |
FxPro | 無料 | 出金処理後即時反映 |
Land Prime | 無料 | 1~2営業日 |
IFC Markets | 100円 | 数分 |
出金手数料を無料としている業者でも、bitwalletから銀行送金にて出金する場合は、送金時に発生する金融機関側の手数料840円程度をトレーダーが負担する必要があります。
オンラインウォレット|STICPAY(スティックペイ)
STICPAY(スティックペイ)は、オンラインウォレットの一種で、世界中で利用されており、とくにアジア圏の海外FX業者において高いシェアを誇ります。
近年では日本人トレーダー向けにも対応が進み、日本語サポートや日本円での入出金にも対応している点が注目されています。
STICPAYで出金するメリット
出金方法にSTICPAYを選ぶメリットは、以下のとおりです。
- 数時間〜24時間以内に反映されるケースが多い
- 日本円・米ドル・ユーロなど複数の通貨に対応しており、法定通貨の切り替えにも柔軟
- ビットコインなど一部の仮想通貨にも対応
- 複数のFX業者で共通利用でき、資金を一元管理しやすい
特に、海外FX業者を複数利用している場合や、日本円以外で運用している場合には、通貨の柔軟性とスピードを両立できる手段として重宝されます。
STICPAYで出金するデメリット
STICPAYを利用する際には、以下の注意点もあります。
- 利用にはSTICPAYアカウントの開設と本人確認書類の提出が必須
- STICPAYから銀行口座へ出金する際に手数料(1,000〜2,000円前後)が発生
- 通貨両替が発生する場合、為替手数料(最大2.5%程度)が加算されることがある
- 一部銀行での着金対応に制限がある場合もある
STICPAYは非常に便利なウォレットですが、出金ルートごとのコストや対応通貨、登録時の審査フローを理解しておくことが大切です。
STICPAY対応の海外FX業者
業者名 | 出金手数料 | 出金反映時間 |
---|---|---|
XM | 無料 | 出金処理後即時反映 |
TitanFX | 無料 (取引しなかった場合は4%) | 即時反映 |
Land Prime | 0.3 USD + 2.5% | 1~2営業日 |
AXIORY | 無料 (2万円未満は1,000円) | 24時間以内 |
出金手数料を無料としている業者でも、STICPAYから銀行送金にて出金する場合は、送金時に発生する金融機関側の手数料をトレーダーが負担する必要があります。
オンラインウォレット|BXONE(ビーエックスワン)
BXONE(ビーエックスワン)は、比較的新しいオンラインウォレットで、一部の海外FX業者で採用されている出金方法です。法定通貨(日本円、米ドルなど)と仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、USDTなど)の両方を一元的に管理・入出金できる点が特徴です。
BXONEで出金するメリット
BXONEで出金すると、以下のメリットがあります。
- FX口座からBXONEへの出金は、通常即時〜24時間以内に反映
- BXONEから日本の銀行口座への出金も1営業日程度で完了するケースが多い
- ビットコインやイーサリアムなど主要な仮想通貨による出金も可能
- 法定通貨と仮想通貨の両方をひとつのウォレットでまとめて管理できる
- BXONE内での資金移動や両替も可能
仮想通貨を含む資産管理を効率化したい、複数の資産クラスを1か所で運用したい方に適しています。
BXONEで出金するデメリット
BXONEでの出金方法には、以下のデメリットが挙げられます。
- bitwalletやSTICPAYに比べて、BXONEを採用しているFX業者は限られている
- 利用開始にはアカウント開設と本人確認(KYC)の完了が必要
- BXONEから銀行口座への出金には手数料がかかる
- 仮想通貨の出金では、ネットワーク手数料や価格変動リスクが伴う
- 新興サービスのため、サポート体制やUIが他サービスより劣ると感じるケースもある
利便性と引き換えに、利用可能なFX業者の少なさや手数料体系、仮想通貨特有のリスクなどをしっかり理解したうえで選びましょう。
BXONE対応の海外FX業者
業者名 | 出金手数料 | 出金反映時間 |
---|---|---|
BigBoss | 無料 | 1~5営業日 |
XM | 無料 | 出金処理後即時反映 |
出金手数料を無料としている業者でも、BXONEから銀行送金にて出金する場合は、送金時に発生する金融機関側の手数料をトレーダーが負担する必要があります。
クレジットカード・デビットカード
クレジットカードやデビットカードを利用した出金は、入金時に使用したカードに対して、入金額までを“返金(リファンド)”という形で戻す仕組みです。
国際的なマネーロンダリング防止規制に準拠した方式であるため、FX取引で得た利益を直接カードに出金することはできません。そのため、利益分は別の出金方法(銀行送金や電子ウォレットなど)を併用する必要があります。
クレジットカード・デビットカードで出金するメリット
クレジットカード・デビットカードで出金する方法は、以下のメリットがあります。
- カード情報を入力するだけで、簡単に出金手続きが完了する
- 未使用の入金分やキャンセルした資金を戻したい場合に便利
- 手数料がかからない場合が多く、低コストで返金できる
- 対応しているFX業者が多く、導入の手間が少ない
カード入金した資金をそのまま返金処理する形式のため、手続きがシンプルで、初回利用時でも操作に迷いにくいのがメリットです。
クレジットカード・デビットカードで出金するデメリット
クレジットカード・デビットカードで出金すると、以下のデメリットが発生します。
- 出金できるのは「カードで入金した金額まで」に限られ、利益は出金不可
- 利益分を出金するには、銀行送金やオンラインウォレットの併用が必須
- カード会社によっては、着金までに数週間以上かかる場合もある
- 出金処理が“返金”扱いになるため、明細上にすぐ反映されないこともある
- JCBやAmerican Expressなど、一部ブランドのカードは非対応なことが多い
いずれのカードブランドが使えるとは限らないため、公式サイトなどで確認しましょう。
クレジットカード・デビットカード対応の海外FX業者
業者名 | 出金手数料 | 着金までの目安 |
---|---|---|
XM | 無料 | 1週間~1ヶ月 |
TitanFX | 無料 (取引を行わなかった場合は4%) | 1営業日以上 |
FxPro | 無料 | 1ヶ月 |
IFC Markets | 不定 | 1~5営業日 ※資金反映までの時間 |
AXIORY | 無料 (2万円未満は1,000円) | 3~20営業日 |
海外FXブローカーでの処理は即時に行われても、実際に着金するまでの時間はクレジット会社の締め日にもよります。1ヶ月程度かかる可能性を考慮しておきましょう。
仮想通貨
仮想通貨による出金は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)といったデジタル資産として資金を受け取る方法です。ユーザーは仮想通貨を、個人の仮想通貨ウォレットや取引所アカウントで受け取り、必要に応じて日本円へ換金。
近年、即時性とグローバルな利便性を理由に、仮想通貨による出金に対応する海外FX業者が増加傾向にあります。
仮想通貨で出金するメリット
出金を仮想通貨でする場合、以下のメリットが考えられます。
- 数分〜数時間以内に着金する
- 土日・祝日でも24時間出金申請が可能(業者側が対応していれば即処理も)
- 銀行や中継機関を通さずに国際送金ができるため、地理的制約を受けにくい
- 一部FX業者では、仮想通貨出金に対する手数料が無料または低額に設定されている
- ウォレットに着金後、タイミングを見て自由に換金できる(価格上昇時を狙える)
特に、迅速に資金を動かしたいトレーダーや、仮想通貨での資産運用に慣れているユーザーにとっては非常に効率的な出金手段です。
仮想通貨で出金するデメリット
加増通貨で出金するケースでは、以下のデメリットに注意しましょう。
- 価格変動が大きく、送金〜換金までの間に相場が下落すれば受け取る金額が減る可能性がある
- 仮想通貨ウォレットや取引所のアカウントを開設・管理する必要がある
- ブロックチェーンの混雑状況やネットワーク手数料により、着金が遅れる場合もある
- 利用するウォレットや取引所のセキュリティ対策が甘いと、ハッキングや盗難リスクがある
- 出金アドレスの入力ミスは取り戻せないため、注意深い操作が求められる
仮想通貨出金はスピードと柔軟性に優れる反面、価格変動と自己責任による管理リスクを伴うため、十分な知識と準備のうえで利用することが推奨されます。
仮想通貨対応の海外FX業者
海外FXで出金する際の注意点
海外FXで出金する際には、以下のルールや注意点を確認してください。
- 出金優先順位が定められている
- 同一名義の出金先へしか出金できない
- 入金した方法で出金しなければならない
- 出金方法によって手数料が異なる
- 最低出金額や最大出金額が設定されている
- 出金方法によっては出金反映に時間がかかることがある
- 出金時には厳格な本人確認がある
- 原則ボーナスは出金できない
スムーズかつ確実に出金するために、ルールや注意点をあらかじめ理解しておきましょう。
出金優先順位が定められている
ほとんどの海外FX業者では、出金方法に優先順位が定められています。マネーロンダリング防止のためであり、通常は入金方法と出金方法を一致させる「入金元への返金」が最優先されます。
一般的な優先順位は、以下のとおりです。
- クレジットカード・デビットカード
- オンラインウォレット(bitwallet・STICPAY・BXONE)
- 銀行送金・仮想通貨
たとえば、クレジットカードから5万円、オンラインウォレットから15万円、銀行送金で10万円入金したとします。入金した資金の30万円を出金するには、最初にクレジットカードから5万円、次にオンラインウォレットから15万円、最後に銀行送金で10万円をそれぞれ出金します。
同一名義の出金先へしか出金できない
海外FXでは、マネーロンダリング防止措置の徹底が義務付けられているため、FX取引口座の名義と全く同じ名義の出金先へしか出金できません。
家族や親せきであっても異なる名義への出金はNGです。口座開設時に登録した名義と出金先の情報に不一致があると、出金申請が却下されるため注意が必要です。
入金した方法で出金しなければならない
前述の出金優先順位とも関連しますが、原則として入金に利用した方法と同じ方法で出金しなければなりません。
たとえば、クレジットカードで入金した場合はクレジットカードへ(入金額まで)、オンラインウォレットで入金した場合はオンラインウォレットへ出金するという決まりになっています。利益分や複数の入金方法を利用した場合は、優先順位に従って出金します。
出金方法によって手数料が異なる
海外FXにおける出金手数料は、選択する出金方法によって大きく異なります。単にFX業者側の出金手数料が「無料」と記載されていても、実際には外部の金融機関やサービス提供元でコストが発生する場合があるため、注意が必要です。
たとえば、以下のような違いがあります。
- 国内銀行送金:受取銀行で数百円〜1,000円程度の振込手数料がかかることがある
- 海外銀行送金:中継銀行・受取銀行など複数の機関を経由するため、総額で数千円の手数料がかかるのが一般的
- bitwallet/STICPAY/BXONE:ウォレットから銀行口座への出金時に一定額の手数料が発生
- 仮想通貨:ブロックチェーンネットワーク手数料(ガス代)が別途かかる
出金手段を選ぶ際は、「業者側の手数料」だけでなく、「最終的に手元に届くまでのトータルコスト」を比較することが重要です。
最低出金額や最大出金額が設定されている
多くの海外FX業者では、出金方法ごとに最低出金額と最高出金額が設定されており、出金申請の際には範囲内での金額しか指定できません。
業者によっても異なりますが、一般的に最低出金額が低い傾向にあるのは、オンラインウォレットと仮想通貨です。対して、最大出金額が高い傾向にあるのは、銀行送金(国内・海外問わず)です。
出金金額や頻度、重視する要素(手数料、スピードなど)に合わせて、適切な方法を選択しましょう。
出金方法によっては出金反映に時間がかかることがある
出金手続きを完了してから実際に資金が口座に着金するまでの時間は、FX業者や出金方法によって異なります。
一般的にオンラインウォレットや仮想通貨は比較的スピーティーに着金するとされています。一方、海外銀行送金やクレジットカード・デビットカードは、着金まで時間がかかる傾向にあります。
資金が必要な日が決まっている場合は、早めに出金申請を行うことが大切です。特に週末や祝日を挟むと処理が遅れることがあるため、時間に余裕をもって手続きしましょう。
出金時には厳格な本人確認がある
マネーロンダリングやテロ資金供与などを防止するため、海外FX業者では出金前に厳格な本人確認が義務付けられています。
FX業者によっては、本人確認が完了していなくても入金や取引を始められるところもありますが、出金時には身分証明書や住所確認書類といった本人確認書類の提出が求められます。
本人確認が完了していないと資金が引き出せないため、口座開設後には早めに本人確認を済ませておきましょう。
原則ボーナスは出金できない
海外FX業者が提供する入金ボーナスや口座開設ボーナスなどは、原則としてそのまま出金できません。ボーナスはあくまで取引の証拠金(クッション)として使用するために付与されており、現金として引き出すことは想定されていません。
一部の業者ではボーナスを出金するために条件を設けている場合もあります。しかし、基本的にはボーナス自体は出金できないものと理解しておきましょう。
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取引スタイルや重視する要素に合わせて最適な出金方法を選ぼう
海外FXの出金方法は、銀行送金・オンラインウォレット・仮想通貨・カード返金など多岐にわたります。それぞれにメリットとデメリットがあり、「これが絶対にベスト」という方法は存在しません。
そのため重要なのは、自分の取引スタイルや出金頻度、重視する要素(スピード、手数料、通貨対応など)に合わせて、以下のように選ぶことです。
- 少額を頻繁に出金したいなら、bitwalletやSTICPAYといったオンラインウォレット
- 高額を一括で出金したいなら、国内・海外銀行送金が安心
- 24時間いつでも出金したいなら、仮想通貨
- シンプルな操作で返金手続きしたいなら、クレジットカードも選択肢
出金方法ごとに異なる出金優先順位(入金方法に基づいた制限)といった注意点も見落としがちな重要ポイントです。事前にルールや手数料体系を把握しておけば、いざという時に慌てることなく、安心・確実に出金まで進められます。
自分に合った出金方法を見極め、海外FXを活用していきましょう。
著者(Rank FX 執筆者)

編集部
Rank FX編集部は、「海外FXをもっと安全に。」をコンセプトに情報発信を行っています。
FX取引にある程度慣れてくると、より高いレバレッジや多様な取引環境を求めて、海外FXブローカーに関心を持つ方が増えてきます。しかし、日本語対応で信頼できるライセンス取得済みの業者を見極めるのは容易ではありません。
そこで当編集部では、日本語で利用できる安全な海外ブローカーや、人気の高いMT4・MT5対応業者の情報をわかりやすくまとめ、初心者から中上級者まで役立つ記事を発信しています。