XMの口座タイプは?
XMTradingには、Standard口座/Micro口座/KIWAMI極口座/Zero口座の4つのタイプの口座があります。
XMでどの口座タイプを解説しようか迷っている方に向け、この記事では、各口座タイプの特徴やメリットに加え、口座比較表、口座タイプ別のおすすめトレーダーについて詳しく解説していきます。
4つのXM口座タイプ別の特徴
XMでは、以下の4種類の口座タイプがあります。
- Standard(スタンダード)口座
- Micro(マイクロ)口座
- KIWAMI極(キワミ)口座
- Zero(ゼロ)口座
各口座タイプの特徴やメリットを見ていきましょう。
1. Standard(スタンダード)口座
Standard口座タイプは、名前の通り、XMが提供する中で最もスタンダードな口座タイプであり、以下のようなメリット/デメリットを持ちます。
▼メリット
- XMが提供するすべてのボーナスを受け取れる
- 最大で1,000倍のレバレッジ
- 取引手数料が無料
▼デメリット
- スプレッドが広い
例えばドル円ではスプレッドが1.9pipsなどとスプレッドが広めではあるものの、1,5000円の口座開設ボーナスを使用して入金せずに取引を開始できるメリットがあります。
また、最大1,000倍のレバレッジにより、1万円の入金額でも最大1,000万円の資金で取引することができます。
2. Micro(マイクロ)口座
Micro口座タイプは、基本的にStandard口座と同じ特徴を持ちますが、1ロットの価値がStandard口座の100分の1という特徴を持ちます。
▼メリット
- 1ロットの通貨単位がStandard口座の100分の1
- 少額の資金から取引できる
- 最大で1,000倍のレバレッジ
- 取引手数料が無料
▼デメリット
- リスクが抑えられている分、リターンも小さい
Micro口座は通貨単位が小さく設定されているため、少額からの取引やリスクを抑えた取引が可能です。
例えば、ドル円で10通貨で注文した場合、価格が1円変動して10円の損益が発生するなど、少額の取引となります。
3. KIWAMI極(キワミ)口座
KIWAMI極口座タイプは、海外FXで最も狭い水準のスプレッドが特徴的な口座タイプです。
ドル円は1.0pips、ユーロドルは0.9pips、ポンドドルは1.1pipsであり、他口座タイプと比較してスキャルピングなどの短期トレードで利益を確保しやすいです。
▼メリット
- スプレッドが狭い
- スワップフリーの銘柄が豊富
- 最大で1,000倍のレバレッジ
- 取引手数料が無料
▼デメリット
- 入金ボーナスがない
この口座タイプはスワップフリーの銘柄もあります。
例えばドル円の売ポジションを翌日まで保有したとしても、スワップポイントによる損失はありません。(ただし、スワップポイントによる利益もないことにも注意が必要です。)
4. Zero(ゼロ)口座
Zero口座タイプは、XMが提供する中で唯一ECN方式を採用している口座タイプです。
ECN方式は、個人トレーダー/ファンド/証券会社などの投資家同士の売買注文がマッチングされることで取引が成立するため、約定力が高いという特徴を持ちます。
そのため、例えば120.0円で買い注文をしたのに、実際は120.2円でエントリーされてしまったといったことが起こりづらいです。ただし、指標発表直後に為替が大きく変わったタイミングなどではスリッページは発生する可能性はあることにご注意ください。
また、ECN方式では、1ロットの往復(エントリー + 決済)当たり10ドルの取引手数料が発生します。
▼メリット
- ECN注文方式を採用しているため約定力が高い
- 最大で500倍のレバレッジ
▼デメリット
- 取引手数料がかかる
- 入金ボーナスがない
次の見出しでは、それぞれの特徴を持つ口座タイプの比較表を見ていきましょう。
XM口座タイプ比較表
ボーナス/スプレッド/レバレッジなどにおける、XMの各口座タイプの比較表は以下の通りです。
項目 | Standard口座 | Micro口座 | KIWAMI極口座 | Zero口座 |
---|---|---|---|---|
13,000円の取引ボーナス(入金不要) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
入金ボーナス | 〇 | 〇 | × | × |
スプレッド | 最低1pips | 最低1pips | 最低0.6pips | 最低0pips |
レバレッジ | 最大1000:1 | 最大1000:1 | 最大1000:1 | 最大500:1 |
スワップ | 〇 | 〇 | スワップ手数料なし | 〇 |
選べる基本通貨 | USD/EUR/JPY | USD/EUR/JPY | USD/EUR/JPY | USD/EUR/JPY |
コイントラクトサイズ | 1ロット=100,000 | 1ロット=1000 | 1ロット=100,000 | 1ロット=100,000 |
手数料 | × | × | × | 〇 |
1人あたりの最大保有可能ポジション数(予約注文を含む) | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション |
最小取引サイズ | 0.01ロット | 0.01ロット(MT4)、0.1ロット(MT5) | 0.01ロット | 0.01ロット |
ポジションごとの最大ロット数 | 50ロット | 100ロット | 50ロット | 50ロット |
ヘッジ可能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
最低入金額 | 5$ | 5$ | 5$ | 5$ |
レバレッジに関しては、XM公式サイトの証拠金とレバレッジページを参考ください。
またKIWAMI極口座のスワップフリー銘柄に関しては、XM公式サイトのFX取引ページや貴金属ページを参考ください。
XM口座タイプ別のおすすめトレーダー
XMの各口座タイプ別のおすすめトレーダーを解説していきます。
1. Standard(スタンダード)口座
XMが提供する最もスタンダードな口座は、初心者~上級者まで幅広いトレーダーにおすすめです。その他にも、以下のようなトレーダースタイルに向いています。
- 初心者~上級者トレーダー
- スイングトレード
Standard口座よりもさらに少額で取引したい方は、Micro口座での取引がおすすめです。
また、スプレッドが広めであることから、スキャルピングやデイトレードで複数回取引する場合は利益が少なくなる可能性も考えられます。
2. Micro(マイクロ)口座
Micro口座は、リスクを抑えた取引ができるため、以下のようなトレーダーにおすすめです。
- 初心者トレーダー
- リスクを抑えて取引を楽しみたい
- 新たな取引手法を検証したい
- 自動売買ソフトの効果を検証したい
FXを始めたてで、まずは損失を抑えて取引の感覚をつかんでいきたいトレーダーは、Micro口座で試してみると良いでしょう。
また、新しく考案した取引手法を試す場としてもうってつけです。
3.KIWAMI極(キワミ)口座
スプレッドが狭く、取引手数料が無料であるKIWAMI極口座は、以下のようなトレーダーにおすすめです。
- スキャルピング/デイトレード中心
- 取引コストを削減したい
取引コストを削減できるため、スキャルピングやデイトレードなど、売買回数が多いトレーダーに向いています。
XMが提供する口座タイプの中でスプレッドも狭い傾向にあるため、取引で利益を得やすいでしょう。
4.Zero(ゼロ)口座
XMが提供する口座の中で最小0.0pipsを誇るZero口座は、以下のようなトレーダーにおすすめです。
- スキャルピング/デイトレード中心
取引手数料はかかるものの、注文の流動性が高い通貨ペアなどでは最低0.0pipsのスプレッドで取引ができるため、上手に取引することで手数料分を補うこともできます。
レバレッジが最大で500倍なので、手数料なども加味してご自身に合った口座タイプを選びましょう。
XM口座タイプの確認方法
ご自身が利用しているXM口座タイプは、XMのマイページから確認できます。
「マイアカウントの概要」ページ上の緑色の矢印をクリックして表示される「口座種別」欄にて、XMの口座タイプを確認しましょう。
XM口座タイプの変更方法
XMでは、開設後に口座タイプを変更することはできないため、新しい口座タイプを使用したい方は、新たにXM口座を開設する必要があります。
XMで新しく口座を開設したい方は、以下の記事をご参考ください。
▼関連記事
XM口座タイプに関するその他5つの注意点
XM口座タイプに関して、口座タイプごとの違い以外にも、以下の5つの注意点があります。
- ボーナス対象外の口座タイプに資金移動するとボーナスが消滅する
- 口座維持手数料がかかる場合がある
- 口座が凍結される場合がある
- Zero口座では仮想通貨のトレードができない
- 口座タイプによって通貨ペアの表記(シンボル)が異なる
注意点1. ボーナス対象外の口座タイプに資金移動するとボーナスが消滅する
XMでは、口座間で資金移動することができますが、移動額の割合に応じて同じ割合のボーナスが移動します。
出金リクエストや、ボーナス対象外の口座に資金移動した場合、移動額の割合に応じて同じ割合のボーナスが消滅するので、特にKIWAMI極口座やZero口座タイプへの資金移動をする際はご注意ください。
ただし、出金リクエストがキャンセル/却下された場合は、消失したボーナス額は自動で口座に戻ります。
参考:資金移動や出金をした場合、ボーナスはどうなりますか?|XMTRADING公式サイト
注意点2. 口座維持手数料がかかる場合がある
XM口座を90日以上利用(取引/入金/出金/資金振替/追加口座開設/登録など)しなかった場合、休暇口座とみなされ、口座維持手数料が発生します。
XMの休暇口座では、10$の月額料金(残高が10$未満の場合は、その残高全額)の手数料が発生します。
参考:口座を利用しない場合に費用が発生しますか?|XMTRADING公式サイト
注意点3. 口座が凍結される場合がある
XM口座において、口座残高が90日以上ゼロである場合、口座が凍結されます。
1度凍結された口座は再開できないため、新しい口座を開設する必要があります。
参考:口座残高がゼロになると、口座は凍結されますか?|XMTRADING公式サイト
注意点4. Zero口座では仮想通貨のトレードができない
XMのZero口座タイプでは、仮想通貨のトレードができません。
XMで仮想通貨取引をしたい方は、Standard口座/Micro口座/KIWAMI極口座を利用しましょう。
注意点5. 口座タイプによって通貨ペアの表記(シンボル)が異なる
XMでは、口座タイプによって表示される通貨ペアの表記が異なります。例えば、ドル円は各口座タイプで以下のように表記されます。
口座タイプ | 表記 |
---|---|
Standard口座 | USDJPY |
Micro口座 | USDJPYMicro |
KIWAMI極口座 | USDJPY# |
Zero口座 | USDJPY. |
口座タイプで表記は異なりますが、取引通貨自体は異ならない点にご留意ください。