【Titan】2017年英国総選挙に伴う相場変動及びリスク管理について

2017年6月8日（木）、英国総選挙が行われます。最新の世論調査によると、テリーザ・メイ英首相率いる保守党が、ジェレミー・コービン氏率いる労働党を僅かにリードしているものの、その差は日に日に狭まってきています。先日発生したロンドン襲撃事件による、選挙戦への影響は必至と言われており、最後まで接戦が予想されています。

選挙結果に関わらず、投票日当日及びその後数日間は、GBPを含む各市場で大きな相場変動が発生することが見込まれ、トレーダーの皆様にとって取引機会が増すと同時に、予想以上の損失が生じる可能性がございます。リスクを充分に理解し、損失に耐えうる範囲の資金でお取引頂くことをお勧めいたします。

予測される市場反応及び取引条件

・ボラティティの増加：GBPを含む取引通貨ペア、コモディティ、CFD市場において、ボラティリティの発生。

・リクイディティ（流動性）の制限：リクイディティプロバイダーにより、取引可能な流動性が制限された場合、スプレッドの拡大およびスリッページの発生。

・必要証拠金の引上げ

なお、現在のところ、同選挙に伴う取引条件の変更はございませんが、相場の状況によっては、事前予告なく取引条件が変更される場合がございますので、予めご了承ください。同期間中、口座に保有ポジションをお持ちの場合は、相場の急変に備えて、充分な証拠金を口座に確保して頂くことをお勧め致します。