【Rank-FX】2022/12/16 利上げはもはやリスク要因？

2022.12.16

本日もRank-FXディーリングチームによる
マーケットサマリー＆本日の売買戦略をお送りします！

皆様のトレードにお役立ていただければと思います。

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　 12/15 マーケットサマリー
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昨日のマーケットは各種イベントで
激しく上下しました。

BoE金利発表では50bpの利上げが決定したものの
投票では75bpが1名、据え置きが2名いたことから
今後の見通しに不透明感が広がり、
ポンド売りで反応しました。

ECBも50bpの利上げを発表。
こちらはラガルド総裁の発言が
市場の予想以上にタカ派と受け止められ
ユーロ買いが強まりました。

米小売売上高については予想を下回る結果。
これを受けて一時ドル売りに傾いたものの反応は限定的。

全体を通しては、BoE,ECBの相次ぐ利上げから
リセッションへの懸念が高まり、
リスク回避の意味でのドル買いが優勢となりました。

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　 本日の注目イベント
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16:00（英）小売業売上高(燃料を除く)(前月比)
16:00（英）小売売上高(燃料を除く)(前年比)
16:00（英）小売売上高 (前月比)
16:00（英）小売売上高 (前年比)

17:15（欧）仏 Markitサービス業PMI
17:15（欧）仏 Markit PMIコンポジット
17:15（欧）仏 Markit製造業PMI
17:30（欧）独 Markit PMIコンポジット
17:30（欧）独 Markitサービス業PMI
17:30（欧）独 Markit製造業PMI

18:00（欧）Markit製造業PMI
18:00（欧）Markitサービス業PMI
18:00（欧）Markit 総合PMI
18:30（英）Markit製造業PMI
18:30（英）Markitサービス業PMI

19:00（欧）消費者物価指数 (前月比)
19:00（欧）消費者物価指数 (コア) (前月比)
19:00（欧）消費者物価指数 (コア) (前年比)

23:45（米）Markit製造業PMI
23:45（米）Markit サービス業PMI（購買担当者景気指数）
23:45（米）Markit PMI（購買担当者景気指数）総合指数

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　 本日の売買戦略
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【1】概観

今日は欧州各国PMIなど経済指標発表多数。

FRB、ECB、BoEそれぞれの方針に対して
経済指標が裏付ける格好になるか、
転換の可能性を示唆する格好になるか、
臨機応変な対応が求められそう。

BoEについては今後の金融政策の不透明感から
売りが強まっており、経済指標が裏付ける格好になれば
素直に売られそう。

ECBはラガルド総裁発言から
50bp利上げが2月3月も続く見通しとなっています。
経済指標次第のところがあり
強い結果ならば買いが強まる可能性も。

FRBはペースは鈍化するものの
ターミナルレートは上振れしており、
基本は買い圧力がありますが、
経済指標が弱ければ売られる可能性も十分。

また、昨日のように経済指標の悪化が
リセッションへの懸念につながると
リスク回避のドル買いが強まるかもしれません。

流れに逆らわないこと。

【2】USDJPY（ドル円）

ドル円は135円台後半から
138円ワンタッチまでの大幅上昇。
今日はいったん調整の底値を見極めたい。
目線は買い。

【3】EURUSD（ユーロドル）

ユーロドルはECB金利発表で
上昇しましたがその後全戻し。
今日は現水準レンジ逆張り方針。

【4】GBPUSD（ポンドドル）

ポンドドルは売りが優勢。
今日は反発期待で目先は買い回転で臨みます。

【5】N225（日経225）

225はNYタイムに売りが優勢に。
今日は現水準レンジ逆張り方針。

【6】XAUUSD（金）

GOLDも売り優勢。
今日は現水準レンジ逆張り方針。

【7】BTCUSD（ビットコイン）

ビットコインはじり安。
今日は現水準レンジ逆張り方針とします。

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それでは本日もよい一日を！！