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- 【Rank-FX】2019/01/16 英議会採決を巡って乱高下。結果は大差で否決もその後上昇。理由と次の展開は?
【Rank-FX】2019/01/16 英議会採決を巡って乱高下。結果は大差で否決もその後上昇。理由と次の展開は?
2019.1.16
本日もRank-FXディーリングチームによる
マーケットサマリー&本日の売買戦略をお送りします!
皆様のトレードにお役立ていただければと思います
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01/15 マーケットサマリー
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昨日のマーケットは英議会のEU離脱案採決が最大のイベントとな
採決に向けて動きにくいレンジ相場になるかと予想していましたが
逆に思惑でボラティリティの高い展開となりました。
東京タイムは株価の上昇に合わせて円安が進行。
ポンドは採決に関する報道で
僅差での否決など事前予想よりもポジティブな報道が先行し
ポンド買いが進みました。
ロンドンタイムに入ると先行したポンド買いの調整。
ポンドドルは1.29をつけたところから1.27割れまで
200pipsを越える下落。
一方でドイツの2018年の成長率が
5年ぶりの低水準となったことが発表され、
ユーロも売りが優勢となりました。
NYタイムは英議会採決までロンドンタイムの流れが継続。
採決は202対432と230票差の大差で否決。
採決後はポンドが大幅な上昇。
否決という結果をうけて、EUとの再交渉への期待が広がったため
と報道されています。
(個人的には疑問です・・・)
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本日の注目イベント
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16:00(欧)独 調和消費者物価指数(前年比)
18:15(英)BoEカーニー総裁講演 講演
18:30(英)小売物価指数 (前年比)
18:30(英)小売物価指数 (前月比)
18:30(英)コアPPI出荷高(前年比)(季調前)
18:30(英)生産者物価指数 – 仕入 (前年比)(季調前)
18:30(英)消費者物価指数 (コア) (前年比)
18:30(英)消費者物価指数 (前年比)
18:30(英)消費者物価指数 (前月比)
04:00(米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
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本日の売買戦略
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【1】概観
本日は英CPI、カーニー総裁講演など
英国イベントがメインです。
昨日の議会採決の結果も含めて、今日もポンドが主役か。
同時に今日はEU側のブレグジット担当当局者の発言にも注意した
再交渉の余地はない、とでも発言しようものなら
大きなポンド売りが広がることは間違いないでしょう。
ブレグジット問題を除いて考えてみると株価の上昇も一服し、
ドルのモメンタムは中立といったところ。
それだけにポンドに関連した思惑での値動きが
マーケット全体に広がりやすいとも言えます。
今日の突発的なニュースに警戒しつつ、
株価の動きなどを追いながら慎重にトレードしたいところです。
【2】USDJPY(ドル円)
ドル円は株価の動きとポンドに関連した
思惑の動きに影響を受けて上下に振幅しましたが
結局のところは上下どちらにも方向感が出ませんでした。
今日も基本的にはレンジ目線で
108.2-6で逆張りで臨みます。
【3】EURUSD(ユーロドル)
ユーロドルはポンドの影響や
ドイツの成長率減速などを受けて売りが優勢。
こちらは本日は下値模索の展開を予想。
戻り売りで1.143から売っていきます。
【4】GBPUSD(ポンドドル)
ポンドドルは当然ながら大荒れの展開。
今日は売りが優勢とみます。
1.28248で売りました。
【5】N225(日経225)
225は序盤の上昇も続かず、今朝は反落の動き。
今日はレンジの売りからというイメージで
20400手前あたりから売りで入りたい。
下は20200あたりが目安か。
【6】XAUUSD(金)
GOLDは振幅も方向感出ず。
やはり1300がレジスタンスとなっている様子。
ブレグジット関連の行方やEUの景気減速など
GOLDの上値材料もあり、何かをきっかけに1300を超えると
上昇トレンド再開になりそうです。
方向は上。
押し目買いで1290割れから。
いったんは1300手前での売りを繰り返すイメージです。
【7】BTCUSD(ビットコイン)
ビットコインはじり安。
本日早朝にすとんと落とす場面がありましたが
その後はじりじりと戻りを試しています。
とはいえ上値を追っていく材料も乏しく
今日はレンジイメージで
3630-3680で逆張り方針とします。
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それでは本日もよい一日を!!