【Rank-FX】2018/05/17 イタリア政局不安からリスク回避のユーロ売りも影響は限定的。目先リスクは米朝会談の行方？

2018.5.17

本日もRank-FXディーリングチームによる
マーケットサマリー＆本日の売買戦略をお送りします！

皆様のトレードにお役立ていただければと思います。

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05/16 マーケットサマリー
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昨日マーケットは全体としてはドル高基調が継続も
イタリア政局不安でユーロ売りが目立ちました。

東京タイムは前日高値からじりじりと値を下げる展開も
110円台でしっかりといった印象。

ロンドンタイムに入るとイタリアで反ユーロ派と言われる
連立政権樹立の公算が高まったという報道があり
ユーロが売られる展開となりました。
ポンドは巻き込まれる形で連れ安。

NYタイムに入るとユーロの下げ渋りから
ユーロ買戻し、ドル買い再開、とリスク選好的な動きに反転。

ドル円も前日高値付近まで値を戻す格好となりました。

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本日の注目イベント
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19:30（欧）ヴィトル・コンスタンシオ ECB副総裁 会見
21:00（欧）ヴィトル・コンスタンシオ ECB副総裁 会見
21:30（米）新規失業保険申請件数
21:30（米）失業保険継続受給者総数
21:30（米）フィラデルフィア連銀製造業景気指数

23:30（加）BoC四半期報告 2

01:00（英）MPC委員 ホールデン氏の会見

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本日の売買戦略
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【1】概観

本日は大きな指標は予定されておりません。

本日朝方に、英国がEU側に対し
「関税同盟に残留の用意がある」と伝えたとの報道があり
ポンド買いが入っています。

比較的リスク選好に傾きやすい環境・材料が
整っている状況と考えます。

円には追い風と考えてよさそうですが、
ユーロドル・ポンドドルあたりは個別の材料で
強弱入り混じる展開を予想します。

【2】USDJPY（ドル円）

ドル円は110円台をキープして反転。
一段高を目指してもらいたいところですが、
110.5はまた抵抗が集まってきているようです。

本日は110円台前半で押し目買い方針とし
110.5オーバーはノーポジor売り目線で。

【3】EURUSD（ユーロドル）

ユーロドルはイタリアの政局不安を嫌気して売り優勢。
パニック的な売りは見られませんが、
当然積極的には買いにくい。

本日は戻り売り方針で
1.184オーバーから。

【4】GBPUSD（ポンドドル）

ポンドは早朝のニュースで下げ基調から反転。
続報にも注目ですが、本日は押し目買い方針とします。

1.352付近からの買い方針。

【5】N225（日経225）

225は前日の下げからNYタイムでようやく反転の兆し。

本日は押し目買い方針ですが、
高値圏ではしっかり利食っておきたい。
22800割れから。

【6】XAUUSD（金）

GOLDは安値圏でレンジ。
このまま1300を回復できないようだと
一段安もあり得る。

本日は1295オーバーからの
売り回転をイメージしますが
米朝問題が気がかり。

【7】BTCUSD（ビットコイン）

ビットコインは東京タイムに8500台から
8200台まで下げるなど上値の重い展開。

中期的にレンジ形成ならそろそろ反転を
期待したいところですが慎重に向かいたい。

8300割れから買い方針とします。

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それでは本日もよい一日を！！