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- 【Rank-FX】2019/09/13 ECBで金融緩和決定もユーロは下げず。マーケットはリスクオンか。
【Rank-FX】2019/09/13 ECBで金融緩和決定もユーロは下げず。マーケットはリスクオンか。
2019.9.13
本日もRank-FXディーリングチームによる
マーケットサマリー&本日の売買戦略をお送りします!
皆様のトレードにお役立ていただければと思います
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09/12 マーケットサマリー
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昨日のマーケットはECBが最大の注目材料でしたが、
その前に米中問題の前向きな報道を受けて
ドル買い円売りがじりじりと進む相場となりました。
その流れの中でECBは中銀預金金利引き下げ、
QE再開などを発表。
直後のマーケットはユーロ買い→売りの動き。
金融緩和発表後の動きとしては納得の展開。
ところがその後はじりじりとユーロ買いの動きが優勢となり
発表前の水準を超えてドル高となりました。
これはQEのボリュームがマーケットの期待値よりも
小さかったことで予想で下げていた分の
巻き戻しが入った格好。
ユーロ絡みは結局のところ方向感の出ない展開となりましたが
マーケットとしては米中問題の改善期待で
リスクオン。
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本日の注目イベント
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13:30(日)鉱工業生産 (前年比)
16:00(欧)経済財務閣僚会議
18:00(欧)労働コスト
21:30(米)小売売上高 (除自動車) (前月比)
21:30(米)小売売上高 (前月比)
21:30(米)小売管理
23:00(米)ロイター・ミシガン大学消費者信頼感指数
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本日の売買戦略
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【1】概観
米中問題の改善期待でドル高の流れが継続か。
今日は米小売売上高が予定されているので、
この辺の指標に足元をすくわれることがないか警戒しておきたい。
ドル高を支えているのが政治要因(米中問題)なだけに
週末の持ち越しは控えたい。
【2】USDJPY(ドル円)
ドル円は108円台へ。
株価もしっかりでリスクオンが続いていますが
週末を前に高値掴みは避けたいと思うのが心理化と思われます。
押し目買いで高値圏ではしっかり利食っておきたい。
【3】EURUSD(ユーロドル)
ユーロドルはECBを受けて大きく上下動も方向感出ず。
ECBへの期待で下げていた分の巻き戻しが
もう少しありそうですがレンジ形成しそうな印象。
1.105-1.110で逆張り方針とします。
【4】GBPUSD(ポンドドル)
ポンドドルもECBの結果を受けて上下動。
しかしこちらも方向感出ずで元サヤ水準に落ち着きました。
引き続きブレグジット関連報道に警戒で
動きにくい展開継続と考えます。
1.231-5で逆張り方針。
【5】N225(日経225)
225はじり高の動きが継続。
日足でも買われすぎ水準に入ってきており
慎重に立ち回りたい。
21850付近での押し目買いで、高値圏ではしっかり利食い。
【6】XAUUSD(金)
GOLDもECBを受けて上下動しましたが元サヤへ。
今日はレンジイメージで1495-1505で逆張り方針。
【7】BTCUSD(ビットコイン)
ビットコインは値幅は狭いながらもしっかりの展開となりました。
10500水準に小さいレジスタンスがありそう。
10250-10400の逆張り方針としますが
突発的な上抜け・下抜けに注意。
抜けるときは瞬間的に抜けそうなイメージを持っています。
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それでは本日もよい一日を!!