BigBossで必要な手数料は?
BigBossでトレードする際には、入金手数料・出金手数料・スプレッド・取引手数料・スワップポイントの、5つの手数料が必要です。
ここでは、これら5つの手数料の概要から、手数料をなるべく抑える方法まで詳しく解説します。
BigBossを利用する際に必要な手数料は5つ
BigBossでトレードする際には、次の5つの手数料が必要です。
- 入金手数料
- 出金手数料
- スプレッド
- 取引手数料
- スワップポイント
なお、一部の海外FXブローカーでは、一定期間ログインがないと口座維持手数料が必要な場合もありますが、BigBossでは口座開設したり口座を利用したりするだけなら手数料はまったくかかりません。
以下、それぞれの手数料について解説します。
1.入金手数料
BigBossでは次の6つの入金方法があり、国内銀行送金で入金額が5万円以下の場合のみ手数料が必要です。
それ以外の入金方法は、最低入金額が定められている方法もあるものの、原則手数料はすべて無料となっています。
詳細は下記表の通りです。
入金方法 | 最低入金額 | 手数料 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 制限なし | ・5万円以上無料 ・5万円以下は1,000円 |
bitwallet | 1万円 | 無料 |
クレジットカード | 5万円 | 無料 |
BXONE | 5,000円 | 無料 |
暗号通貨 | 制限なし | 無料 |
Slash | 制限なし | 無料 |
2.出金手数料
BigBossでは日本国内への出金時に、次の手数料がかかります。
BXONEとbitwalletはそれぞれ最大出金金額が定められているものの、原則手数料は無料です。
出金方法 | 手数料 |
---|---|
銀行出金 | ・円口座:2,000円 ・ドル口座:20ドル |
仮想通貨 (CRYPTOS口座のみ) |
・BTC口座:0.002BTC ・ETH口座:0.01ETH ・XRP口座:20XRP ・USDT口座:20USD |
BXONE | 無料(300万円まで) |
bitwallet | 無料(JPY口座は1日最大5万円まで) |
3.スプレッド
スプレッドとは、通貨を売買する際のレートの差のことです。
たとえば円相場において、1ドルを買うには150.15円、1ドルを売るには150.10円必要な場合には、差額が0.05円発生します。
このときの売買額の差=0.05円が、スプレッドになります。
BigBossのスプレッドは、スタンダード口座とプロスプレッド口座で異なります。
代表的な通貨ペアの、各口座のスプレッドは下記表の通りです。
通貨ペア | スタンダード口座 | プロスプレッド口座 |
---|---|---|
USDJPY:米ドル/円 | 1.9 pips | 0.8 pips |
AUDJPY:豪ドル/円 | 2.0 pips | 1.1 pips |
CADJPY:加ドル/円 | 1.9 pips | 0.9 pips |
CHFJPY:フラン/円 | 2.6 pips | 1.4 pips |
EURJPY:ユーロ/円 | 2.3 pips | 1.1 pips |
GBPJPY:ポンド/円 | 2.8 pips | 1.6 pips |
NZDJPYNZ:ドル/円 | 2.8 pips | 1.6 pips |
このようにプロスプレッド口座のほうが、スプレッドは低い(狭い)です。
そのため、BigBossではスタンダード口座よりもプロスプレッド口座の方が、手数料は少なくなります。
4.取引手数料
取引手数料とはトレードの際に必要な手数料のことで、BigBossでは口座タイプによって取引手数料が異なります。
口座種類 | 取引手数料 |
---|---|
スタンダード口座 | 無料 |
プロスプレッド口座 | 1ロット往復9ドル |
CRYPTOS口座 | 必要(銘柄によって異なる) |
為替を扱うスタンダード口座とプロスプレッド口座を比較すると、スタンダード口座の方が手数料は無料なので一見お得です。
しかし、先述のとおりプロスプレッド口座の方がスプレッドが狭いので、トレード利益も含めるとスタンダード口座よりもお得になる場合も多くあります。
5.スワップポイント
スワップポイントは手数料とは異なるものの、通貨ペアによっては支払いが必要な場合があります。
スワップポイントは「金利差調整分」とも呼ばれ、通貨ペアによる2か国間の金利差によって発生する利益を指します。
必ずプラスになるとは限らず、通貨ペアによってはマイナスになる場合もあるので注意が必要です。
代表的な通貨ペアのスワップポイントは、下記表の通りです。
通貨ペア | スワップロング(買い) | スワップショート(売り) |
---|---|---|
AUDCAD | -542円 | -250円 |
AUDCHF | 391円 | -1,266円 |
AUDJPY | 699円 | -1,852円 |
AUDNZD | -1,014円 | -85円 |
AUDUSD | -619円 | 29円 |
CADCHF | 638円 | -1,568円 |
CADJPY | 990円 | -2,250円 |
CHFJPY | -276円 | -1,686円 |
EURAUD | -892円 | -595円 |
EURCAD | -1,089円 | -272円 |
EURCHF | 265円 | -2,236円 |
EURGBP | -1,062円 | 103円 |
EURJPY | 727円 | -2,994円 |
BigBossのスワップポイントは、朝の「ロールオーバー」時間に付与されます。
夏時間と冬時間では1時間の差があるものの、下記時間にスワップポイントは付与されるため、この時間までポジションを保持する必要があります。
- 夏時間:平日AM6:00
- 冬時間:平日AM7:00
また、夏時間と冬時間が切り替わるタイミングは、おおむね次の時期です。
- 夏時間⇒冬時間:10月25日~10月31日頃
- 冬時間⇒夏時間:3月25日~3月31日頃
正確な切り替わるタイミングは、都度メールで案内されます。
BigBossで手数料を抑えるポイント
手数料をできるだけ抑えることが利益を出すポイントになります。
BigBossで手数料を抑えるポイントは、以下の4つが挙げられます。
- 【入金】5万円以上なら銀行送金
- 【入金】5万円未満ならBXONE送金
- 【出金】BXONEが最安手数料
- スプレッドが広くなる早朝の取引は控える
それぞれのポイントの詳細を解説していきましょう。
①【入金】5万円以上なら国内銀行送金
BigBossの口座に5万円以上入金する際には、自分の銀行口座から送金可能な「国内銀行送金」を利用しましょう。
5万円以上であれば手数料が無料で、すぐに入金が口座に反映されます。
②【入金】5万円未満ならBXONE送金
BigBoss口座への入金額が5万円以下の場合は、BXONE送金を利用しましょう。
先の国内銀行送金はとても便利な方法ですが、入金額が5万円以下だと1,000円の手数料が発生していまいます。
BXONE送金は、手数料無料で5,000円から入金が可能です。
③【出金】BXONEが最安手数料
BXONEへの出金ならBigBossでの手数料は無料で、BXONEから自身の銀行口座への手数料は500円で済みます。
手間が少しかかるものの、出金手数料はBXONEが最安です。
④スプレッドが広くなる早朝の取引は控える
取引コストを抑えるポイントは、スプレッドが狭い時間帯で取引することです。
BigBossだけでなくすべてのFXトレードで、早朝はスプレッドが広くなる特徴があります。
その理由は、早朝は世界中のほとんどの市場が開いていないため、取引料が極端に少なくなるからです。
そのため、コストを抑えるならスプレッドが広くなる早朝の取引は控えましょう。