- HOME >
- 【Rank-FX】2019/02/01 ユーロもネガティブでユーロドルはあっさり反落。世界経済に暗雲漂う。
【Rank-FX】2019/02/01 ユーロもネガティブでユーロドルはあっさり反落。世界経済に暗雲漂う。
2019.2.1
本日もRank-FXディーリングチームによる
マーケットサマリー&本日の売買戦略をお送りします!
皆様のトレードにお役立ていただければと思います
□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
01/31 マーケットサマリー
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□
昨日のマーケットは全体的に様子見姿勢の強いマーケットでしたが
前日のFOMCを受けた値動きと、ユーロ圏の指標・要人発言で
局地的にボラの出る展開となりました。
基本的には前日のFOMCを受けて
ややドル売りが優勢なものの株価の動きなどを見つつ慎重なマーケ
という印象の動きでしたが、
ロンドンタイムに入り、バイトマンドイツ連銀総裁の
「ドイツ経済には下振れリスクが広がっている」
との発言と
イタリアが2四半期連続のマイナス成長となり
リセッション入りと意識されたことを受けて、
ユーロドルがあっさり値を戻す展開となりました。
一度中長期の材料をおさらいしておくと
ドルは利上げサイクルの終了を警戒する動きから
買い圧力の減退が予想されています。
ユーロは今年は緩和終了、利上げへの期待がありましたが
ここにきて景気減速が意識されるようになり、
買い圧力から中立、下手をすると
売り圧力まで意識されるようになりました。
ポンドはもちろんブレグジットが最大の材料で
これはニュースフローがもっとも影響が大きいです。
日本円は今のところ中立。
世界のマーケットに振られているというところです。
こういった中長期の材料を頭の片隅において
トレードを心がけましょう。
リーマンショック時は中国が世界経済を牽引しましたが
今回景気減速が本格化した場合、
どこが引っ張っていってくれるのでしょうね。
□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
本日の注目イベント
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□
15:45(欧)スイス SECO消費者判断(3カ月)
17:30(欧)スイス 小売売上高(実質) (前年比)
17:55(欧)独 Markit製造業PMI
18:00(欧)Markit製造業PMI
18:30(英)Markit製造業PMI
19:00(欧)消費者物価指数 (コア) (前年比)
19:00(欧)消費者物価指数 (前年比)
22:30(米)非農業部門雇用者数
22:30(米)平均時給 (前年比)
22:30(米)労働参加率
22:30(米)平均時給 (前月比)
22:30(米)失業率
23:30(加)RBC(カナダロイヤル銀行)製造業PMI
23:45(米)Markit製造業PMI
00:00(米)ロイター・ミシガン大学消費者信頼感指数
00:00(米)ISM価格統計
00:00(米)ISM製造業景況指数
□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
本日の売買戦略
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□
【1】概観
本日は米雇用統計です。
FOMC声明で利上げ終了が意識される中、
好結果が出てもドル買いは限定的、
悪かった場合のドル売りは大きくなりそう、
という印象を持っています。
サマリーにも書きましたが
世界的に景気減速が意識されるようになってきており
ポジティブ材料よりもネガティブ材料への
反応のほうが大きくなりがちです。
しばらくはそういった点を意識して
チャートを見ておくようにしておきましょう。
【2】USDJPY(ドル円)
ドル円は108円半ばまで下げ。
今日は雇用統計までは108.7-109.0のレンジ逆張り。
その後は内容次第でついていく形。
【3】EURUSD(ユーロドル)
ユーロドルはあっさり反落で1.14半ば。
ドイツ、イタリアの景気減速がリスク視されました。
こちらもレンジイメージで1.142-6の逆張り。
【4】GBPUSD(ポンドドル)
ポンドドルは方向感なし。
ニュースがないと動かない、動けないポンド。
今日はレンジイメージですが買いから入ってみたい。
1.308-1.313レンジ。
【5】N225(日経225)
225は底堅い展開。
今日は押し目買いで20750割れで買ってみます。
【6】XAUUSD(金)
GOLDは振幅で上値伸ばせず。
いったん調整があるかもしれませんが押し目を拾いたい。
1315割れから買ってみます。
【7】BTCUSD(ビットコイン)
ビットコインはじり安となりました。
今日はレンジで3430-3480で逆張りとします。
――――――――――――――――――――
それでは本日もよい一日を!!