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- 【Rank-FX】2018/07/09 雇用統計を受けてややドル安も総悲観とはならず。相対的に欧州通貨が買われ円をサポート。
【Rank-FX】2018/07/09 雇用統計を受けてややドル安も総悲観とはならず。相対的に欧州通貨が買われ円をサポート。
2018.7.9
本日もRank-FXディーリングチームによる
マーケットサマリー&本日の売買戦略をお送りします!
皆様のトレードにお役立ていただければと思います。
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07/06 マーケットサマリー
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金曜のマーケットは雇用統計を中心とした値動き。
東京タイムは中国株の上昇を受けて
ドル円はややドル高円安に進むも決定打とはならず。
欧州タイムは雇用統計待ちの姿勢が強く
狭いレンジを形成。
NYタイムの雇用統計は失業率が予想よりも悪く出たため
失望売りが出る結果となりました。
しかし非農業部門雇用者数や労働参加率は好結果となっており
全面リスクオフとまではいかず、
欧州通貨の買いが入り、ユーロ円、ポンド円では上昇するなど
リスクオフというよりも資金のシフトとみられる動きがありました
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本日の注目イベント
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14:45(欧)スイス 失業率(季調済)(前月比) (6)
15:00(欧)独 貿易収支
16:50(英)MPCメンバー、ブロードベント氏講演
04:00(米)消費者信用残高
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本日の売買戦略
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【1】概観
本日はいくつか要人発言等が予定されていますが
マーケットへのインパクトは大きくないと考えます。
ファンダメンタルズに沿ったトレードで臨みたいところですが
結局レンジと考えざるを得ないかもしれません。
前回FOMCで利上げ回数の増加期待が高まっていたところに
今回の雇用統計を考慮すると
いったんややドル売りが進む可能性も。
この辺の投資家心理の変化も織り込んだうえで
レンジ幅を検討したいところです。
【2】USDJPY(ドル円)
ドル円は雇用統計で下方向も限定的。
しばらく現水準でレンジを形成でしょうか。
今日のところは110.3-7でレンジ逆張りとします。
【3】EURUSD(ユーロドル)
ユーロドルは雇用統計を受けてやや上昇。
直近レジスタンスは越えてきたことから
レンジが上にスライドした可能性があります。
1.173-8で逆張り方針としたいと思います。
【4】GBPUSD(ポンドドル)
ポンドドルも雇用統計を受けて上昇。
こちらは日足の21MAを明確に抜けたことで下圧力が抜け、
レンジ入りと考えられます。
直近1.33ちょうどがレジスタンスとなる可能性がありますが
1.328-1.333で逆張り方針とします。
【5】N225(日経225)
225は下げトレンドから反転で今日もしっかりの展開。
米国の対中制裁関税が発動したものの
中国株がしっかりの展開となっていることを好感したものと考えら
今日は押し目買いで21900割れあたりから。
【6】XAUUSD(金)
GOLDは上下動したものの方向感出ず。
日足21MAが下りてきておりレジスタンスとなるか。
1260オーバーからの売り方針とします。
【7】BTCUSD(ビットコイン)
ビットコインはレンジ。
しかし本日朝からやや上昇を見せています。
日足で21MAをしっかり越えてきており
下げへの警戒感はやや後退と考えていいかもしれません。
ただし不意の急落には引き続き注意。
6600からの買い方針とします。
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それでは本日もよい一日を!!