【Rank-FX】2017/12/07 イスラエル問題はNYよりも東京が過剰反応か。しかしなんとも盛り上がりに欠ける。

2017.12.7

本日もRank-FXディーリングチームによる
マーケットサマリー＆本日の売買戦略をお送りします！

皆様のトレードにお役立ていただければと思います。
□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
12/06 マーケットサマリー
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□

昨日のマーケットは前日のイスラエル問題の尾を引き
東京タイムは警戒感からリスクオフポジションが優勢でした。

株価が大きく下げるのを横目にクロス円も円買い優勢。

ロンドンタイムに入っても欧州通貨は
EU離脱問題を懸念してユーロ買いポジションの手仕舞い売りを
中心に売りが優勢。

ユーロドル、ポンドドルでも、それぞれユーロ・ポンドの売りが
強い展開となりました。

しかしNYタイムに入ってようやく一服感。
ダウの下げが止まったことで
ユーロ、ポンドの売り、円買いがひと段落となりましたが
じゃあ積極的にドルを買っていくといったところまでは見られず
方向感の鈍い展開となりました。

□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
本日の注目イベント
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□

14:00（日）景気動向指数
14:00（日）景気一致指数

15:45（欧）スイス 失業率（季調済）（前月比）

19:00（欧）国内総生産 (季調済) (前四半期比)
19:00（欧）国内総生産 (季調済) (前年比)

22:30（米）失業保険継続受給者総数
22:30（米）新規失業保険申請件数

00:00（加）Ivey購買部協会指数
00:00（加）Ivey購買部協会指数

01:00（欧）欧州中央銀行（ECB）マリオ・ドラギ総裁スピーチ

04:00（米）消費者信用残高

□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
本日の売買戦略
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□

【1】概観

米雇用統計を明日に控え、さらにはその先にFOMCが待っていることもあって
ドルは底堅い展開を想定します。

とはいえ、イスラエル問題やEU離脱問題、
アイルランド国境問題など、リスクオフの火種が燻っていることを
考慮するとやはり積極的に買っていく気にはなれません。

レンジを外れる値動きを見極めて逆張りに乗るのが
正解のような気がしてなりません。

【2】USDJPY（ドル円）

瞬間112円割れの場面も見られたドル円ですが
本日は225の反転に合わせて112円半ばまで戻してきています。
結局この水準がレンジの中心なんでしょう。

今日は112.2-6のレンジイメージで逆張り方針。

【3】EURUSD（ユーロドル）

ユーロはじりじりを下げが継続もNYタイムに一服。
ユーロドルは、日足では21MAを割り
上昇期待は難しくなったものの、ごっそり下げていくには
それなりの材料が必要そうです。

1.177-1.181のレンジをイメージしますが、
売りから入りたい。

【4】GBPUSD（ポンドドル）

ポンドもじりじりと下げる展開。
ポンドドルも日足の21MAまでの下げ余地があるか。

1.335-1.34のレンジイメージで売りから。
離脱問題、アイルランド問題に関するニュースに注意。

【5】N225（日経225）

225はじりじりと下げていましたが今日は反転上昇中。
結局レンジ回帰をイメージ。

22400-22500のレンジ逆張りイメージです。

【6】XAUUSD（金）

GOLDは安値圏でレンジ。
最近のGOLDはほったらかしという印象ですね。。

今日もレンジ、売りからのイメージでいます。
1260-1267で。

【7】BTCUSD（ビットコイン）

ビットコインは12000を越えて14500目前まで上昇。
バブリー．．．

CMEで先物提供開始の報道が効いているのでしょう。
さらに東京でもBTC先物の取り扱い検討との報道もあり、
テクニカルを無視して上昇する可能性は十分ですが、
こんな時は梯子を外されると下落もとんでもないことになるので
十分に注意しましょう。

今日はいったん14000割れからの買い方針とします。

BTCの売買を考えている方は日足のテクニカルをよく見て
ご検討くださいね。

――――――――――――――――――――

それでは本日もよい一日を！！